ぽんこつらいふ

ぽんこつなわたしの日常

長女、大学受験 ②

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ぽんこつおかあちゃん おにく です

前回は高校受験を失敗した話でした

www.tkboo.work

今日は「受験までの日々」の記録です

 

長女の学校の普通科のクラス編成は

下記画像の①から⑥のような感じ(多分)です

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入学当初の学力テストでクラス分けがあり

長女は③のクラスに入りずっとそのままです

長女は、たまたま入れたクラスのレベルが

その二校の大学を目指すクラスだったので

流れで?志望校はいつもその二校でした

 

わたしは学校の名前やランクなどに

全く興味がないこともあって

そもそも、なぜ大学に行きたいのか

なぜその二校を選んでいるのかも

謎に思っていました

 

長女は海外に興味を持ち

英語が活かせる仕事をやりたいと思っていて

高二では短期留学をしたり

企業の体験研修などに参加したり

英検を受けたり積極的に

勉強や体験をしていました

 

今の時点での目標が出来ていたし

大学に行って英語を学びたい

休学せずに留学が出来る大学に

行きたいという事は思っていたようで

学校や学部などを

具体的に探せる所まできていました

 

高三になる前の三者面談で

再度クラスの選択がありました

 

長女の希望が叶うような大学の事も考えて

長女に今の③のクラスではなく

④か⑤のクラスに入ることを勧めました

 

長女が目指す職業の事を調べると

最終学歴は専門学校・短大卒以上とありました

それなら流れで目指している大学よりも

もう一つ下のクラスに入って

自分に合ったレベルで

本当に自分が学びたい事(英語)や

やりたい事(留学)が出来る学校

就きたい仕事に就職実績がある学校

学校でもその他の事でもやりたい事を

充実して出来る学校を見つけた方がいいのでは

と思ったのが一つの理由です

 

あと一つの理由は

今のクラスでレベルを保っていくために

長女はすごく努力をしているんだけど

そのためにゆっくり休む暇もないし

他の事に目を向ける余裕もなくて

他の大事な事が疎かになっている事に

気が付いていないという事が

生きていく上で

大問題だと思っていたからです


いつも「長女は真面目で勉強もしている」

と言っていますが、地頭がいい訳でもないし

成績がすごく良い訳でもありません

 

長女の努力の実態…

実はかなり要領が悪く

理解するのに時間がかかり

勉強する時間がものすごーく長いのです

だから学校の事だけでいっぱい、いっぱい

という状況がずっと続いていました

 

そうし続けないと保てないし

ゆっくり休む暇もありませんでした

中学の時の様にブラック部活に入っていたら

きっと寝る暇もない程、勉強しないと

落ちこぼれていたと思います

 

そんな要領の悪い長女の姿を

わたしはちょっと不憫に思っていました

 

目の前の事だけを

必死にやらないと保てないレベルより

少し余裕があるレベルで真面目にやれば

他に出来る事も増えるので

視野も広がるだろうし

勉強以外にも興味のある事に時間を使い

もっと楽しんで欲しい気持ちもありました

 

わたしは、無理してまで苦労することはない

楽が出来るなら、楽しちゃいなよ!

と思うタイプで

共通テストや一般入試は最初から頭になかったし

受験にかかる費用なども考えると

もらえるものなら指定校推薦か推薦での

入試を受けて欲しいと思っていました

 

先生を神様みたいに尊敬する長女は

わたしの意見より先生の意見を

取り入れがちです


「B大学なら今の成績でも余裕でいける

でも、がんばればA大学にいけるかも」

先生方はよくこんな言い方をします


わたしはこの「がんばればここに行けるかも」

という意見が好きではないというか

長女には言ってほしくないと

いつも思っています

 が、案の定

長女はこの意見を取り入れて高三でも

「がんばればここに行けるかも」なクラスに

居残ることを選びました


そして、安定の努力(笑)で

必死に食らいつき

そのレベルを保ってきました

それはそれですごいと思うし

褒めたたえています


だけど

このクラスを選択したことで問題が起こります

 

進路を決める最終の三者面談があります

 

三者面談の数日前に長女と話し合いました

二校のどちらかにするのか

他の大学や短大、専門学校にするのか

 

今のクラスで二校どちらかに行きたいとなれば

まず、指定校推薦をもらえるかは微妙

推薦はもらえても、この二校は

推薦でも不合格者多数なんですね

なので長女は元々推薦をもらえても

落ちることを想定して

共通テストか一般入試を

受けるつもりだったようです

 

わたしとしては推薦をもらい

そこで合格をして欲しい!

という事であれこれ調べ始めました(遅w)

 

色々な学校のパンフレットなどを見ていると

学びたい事、やりたい事、学校の場所

卒業生の就職先など

条件がかなり揃った大学を発見しました

 

長女もこの大学は自分に合ってそうだ

ここが一番いいかもと心が動いたようで

この大学を第一志望にして推薦をもらおう

という事で意見が一致しました

推薦を余裕でもらえるのかと思ったら

それが少し厳しかったんです

 

理由はそのレベルのクラスに

在籍してなかったからです

 

でも

自分が行きたいと思う大学を選ぶべきです

推薦が貰えなかったら

共通テストか一般入試の覚悟で!(仕方ない笑)

 

そして最終の三者面談


先生は今まで通り

今いるクラスが目指す大学でいいですかね

という風に話をすすめていましたが

 

自分にあったレベルで

自分の学びたい事や、やりたい事が

充実して出来るような大学を

一緒に探して選んできたので

その大学を推薦入試で受けたいと伝えました

 

残念ながら長女が行きたい学科は

指定校推薦がなく

学校からの推薦を希望しました

 

先生は、長女の急な方向転換に

少し戸惑いをみせましたが

すぐに学校推薦の方向で

話を進めてもらえることになりました

 

あとは長女の目指す大学の対象クラスに

他の志願者が少ない事を祈るばかりでした

 

運がいい事にあっさり推薦をもらえました

しかも!

試験は面接、小論文のみ

共通テストより、かなり楽です

 

更にここで長女の努力が

役に立つことがありました

 

英検2級以上は小論文の試験が免除

小論文分の点数はマルっとゲットです

という事で

英検2級以上の長女は

面接のみの受験になりました

 

大学の受験に関して

制度?が変わるとか変わらないとか

振り回された学年ですが

英検などは受けていて良かったと思いました


面接だけの受験になってみて初めて

長女は気持ち的にも楽になったようで

それからというもの

受験もまだだというのに

毎日、有意義過ぎてたまらない感じで

時間に余裕が出来て好きな事も出来る喜びを

噛み締め始めたようでした(早すぎw)

 

さて、次回、いよいよ受験本番です

 

それではまた